水槽のあれこれ

白濁りの水の原因と対処

水が白く濁る原因

 

1 水槽立ち上げ直後でバクテリアがいない

 

→ 立ち上げた直後はバクテリアがほぼ存在しない為。

そこに汚れを作る原因となる魚を入れると、初期は汚れを分解してくれるバクテリアが居ない状態で汚れだけがたまっていくことになります。

糞尿、残飯、体液、窒素化合物等が蓄積し、水が白濁します。

 

お魚を入れる前にろ過機を投下し起動、水草やバクテリアを入れ、一定時間(期間)置いてからお魚を入れるのがGOOD。もしくは市販のバクテリアを添加しましょう。

バクテリアはろ過機や砂利、壁面等を主に住処にして増えていきます。

 

 

2 砂利やフィルター等掃除をしすぎてバクテリアが必要以上に減少

 

→ 砂利やフィルター等触りすぎないように。

先週は大丈夫だったのに今週は白濁りを起こした!そんな時はバクテリアが減少している証拠。

バクテリアがいなくなると、飼育している魚のえらから発せられたアンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩等分解しきれずお魚が3-4日で急に亡くなったりします。

 

 

ここで覚えていてほしい事があります。

特に塩浴や汽水を好むお魚の場合

糞尿はアンモニアを発生させ、水質をアルカリ性に傾けます

塩はアルカリ性であり、

水の中のバクテリア、塩分濃度やアンモニアとのバランスがとれていないと、

魚は水替え直後の翌日であっても落ちることはよくあります。

 

 

3 掃除を怠っている為

 

→フィルターと砂利を掃除するタイミングをずらし、それぞれを掃除する事。

個体数が少なければ月1で多ければ月2最低でも必要です。

ベストは週1で糞の量や汚れを見て砂利の半分などをポンプでゴミ掃除する事。

 

お魚が実際に住む環境は常に水が巡回し、様々な生体が生態系を保っています。

底に住む魚、中層に住む魚、上層に住む魚、等といったバランスを取ったり、

砂の種類を変えてみたりして、できるだけその環境になるようにするといいでしょう。

 

4 有機栄養バクテリアの爆発的増加

 



 

 

早い解決方法

  • 水質をはかる
    • 亜硝酸試薬
    • 試験紙
  • バクテリア添加
  • 水槽を洗いすぎない OR 時々洗ってあげる