小動物のあれこれ

【小動物のあれこれ】基本編:ファンシーラットのご飯

 

国内外でファンシーラットを飼育した経験のある筆者がおススメする、ファンシーラットの食事について書き綴ります。

 

日本でファンシーラットを飼育する上で問題となってくるのが、高さのあるケージの準備とエサの準備です。

日本ではハムスターやモルモット等の飼育が大変人気がある反面、ファンシーラットの飼育は特に馴染みがないように見受けられます。

多くはドブネズミという意識が強い為、

いざペットとして飼育し始めても

ファンシーラットの生態を無視したケージ、環境、エサを与えている事が多いように感じます。

 

 

今回はファンシーラットのご飯に焦点をあてます。

 

 

 

 

1 栄養のバランス

ファンシーラット用の餌はなかなかみつからないし、かといって他の餌はありすぎるし、どうしたらいいかわからない!

そんな時は、栄養のバランスについてまず把握しましょう。

 

バランスが偏りすぎると元々短い儚ない命が更に短くなってしまいますので、メインフードは特にバランスに気を使うようにしましょう。

 

 

成長期:〜半年

炭水化物 70%

タンパク質 20%弱

不飽和脂肪酸 5%

食物繊維 5-6%

カルシウム、ビタミンD、リン

 

大人:半年〜2年

炭水化物 75%

タンパク質 13-15%

(2~3%の誤差があってもよい表記にしています。)

不飽和脂肪酸 5%

食物繊維 5-6%

ミネラル、ビタミン

 

シニア:2年〜3年

炭水化物 80%

タンパク質 10-20%

脂肪 5%

食物繊維 3-4%

※シニアは個体によって栄養バランスを考えていく必要があります

弱っている個体ほど、栄養を上げてあげる必要があったり、

健康であれば通常通り栄養を与えてみたりします。

 

 

※また、この数字は、おやつのあげ方次第でアンバランスになりやすいので、おやつのあげ方には十分注意しましょう。

 

こちらの上記を踏まえた上で、

パレットフードなどの提案を以下のリンクにさせて頂いてますのでよろしければご覧ください。

▼良質なものであればドッグフードでも代用できますよシリーズ▼

 

▼あたえていいものまとめてみました▼

 

▼あげちゃだめなものまとめてみました▼