※軟体動物の分類が難しいので【小動物】とさせて頂きます。
※また写真はマレーシアで撮ったアフリカマイマイですが
見た目は日本国内と変わりありません。
日本国内の都市部では滅多とみないサイズのカタツムリです。
大きくインパクトがあり、面白い生体ではありますが、
寄生虫が体内に存在することもしばしばありますので、
野生のカタツムリは全般触らないようにすることが賢明です。
名前 | アフリカマイマイ |
英名 | Giant African Land Snail East African Land Snail |
学名 | Achatina fulica |
分類 | 腹足網柄目アフリカマイマイ科 |
分布 | 東南アジア~一部日本 |
寿命 | 5年前後~最長10cm弱 |
扱いやすいさ | かなり容易 |
サイズ | 全長10cm弱 |
食 | 雑食 |
温度 | 20度前後 |
特徴
大きなカタツムリである。
容易に繁殖する為、世界の侵略的来来種ワースト100に登録されている。
冬になると(寒いと)冬眠します。
乾燥には非常に弱い生体なので気を付けましょう。
食べ物
雑食であるのでなんでも食べる。
殻の生成にはカルシウムが必要となるので、
アクアリウムのラムズホーン同様、
定期的にカルシウムの摂取が必要となる。
十分に摂取できれば綺麗な殻を形成できる。
繁殖
雌雄同体であるので個体が2匹以上同居していれば
容易に繁殖可能。
アクアリウムの貝同様、繁殖スピードは非常に速く、
あっという間に増殖します。
寄生虫
カタツムリの体内外に寄生し、
カタツムリを捕食する鳥やその他の動物に食べられることによって移動。
捕食動物の落とした糞をカタツムリが食べ、
新しいカタツムリの体内に繁殖する。
国内の小さなカタツムリでも寄生虫がおり、
それに触れた人間に媒介することによって死者がでているのは
読者の中にもご存じの方はいると思いますが、
アフリカマイマイも例外ではありません。
恐ろしい事に、葉っぱを這った後の粘液にも寄生虫は残留しており、
例えば野菜などを洗わずに食すと、
人間にも容易に寄生するので注意が必要となります。
こういった寄生虫は100℃以上の温度で
3分以上加熱する事によって死滅すると言われています。