結論から言うと、
覚えないからと言ってそのモルモットさん達が頭がわるいとか、覚えるからかしこい、とかそういうわけではありません。
トイレの場所を決まったところでする子と、しない子がいる、ただそれだけです。
それでは本題に入りましょう。
まず、モルモットとは
日本国内だけではなく、アメリカ、オーストラリア、東南アジア、…など各地で非常に高い人気を誇るげっ歯類の動物。
呼び鳴きはキュイ♪キューーーイッ♪と非常にカワイイ声を出し、スキップするようにジャンプして飛び跳ね、全力で喜びの感情表現をするのが特徴的な草食系小動物です。
学習能力があるのか
あります。
飼い主さんの声色やワードを覚えます。
たとえば男性の飼い主さんがいつも話しかけたり、エサをあげていたとして、突然彼女を連れて来たとします。するとモルモットは基本彼女の方は知らない人なので声ですぐに飼い主ではないと判断ができ、呼び鳴きをやめることでしょう。
※しかしながら、例外ですが、万が一色んな方が出入りする家で、皆に可愛がられていた場合には反応することでしょう。笑
トイレは覚えるのか
ほとんどの子は新しいケージで自由に育てられる事が多いので、自分で住みやすい環境（お部屋）を作ってしまいます。故にうんちやおしっこなどもプリプリと自分が過ごしやすいようにすることが多いです。
ただもし、モルモットを飼う前にトイレの場所を決めるウサギを飼っていたとします。その子が亡くなって、例えば新しく迎え入れたモルモットにその前に飼っていたウサギが使用していたケージを使用したとすれば、オシッコの匂いが残っているので、そこから匂いのある場所、ない場所を学習し、稀にオシッコの匂いがする一点の場所にオシッコだけではなく、ウンチも、まとめてトイレする事があります。
どうやってトイレを覚えさせるのか
上記のような例は稀なケースではありますが、モルモットは一応学習する動物です。
新品のケージであれば、ハムスターの様に、意図していない（間違った）場所にトイレをしたら、まずは徹底的に匂いが残らないようにそのトイレの掃除します。そして、トイレをしてほしい場所だけトイレを残す、もしくは匂いをつける、といった事を繰り返す必要があります。
古いケージで、万が一トイレの匂いが色んなところについている場合だと、さすがに犬のように嗅覚が良い動物でないと匂いの嗅ぎ分けがかなり難しいので、トイレを学習させることは不可能といっても過言ではないでしょう。
余談
実際筆者もモルモットを飼育したり、仕事で何匹と扱った経験がありますが、一点に集中してトイレがなされているお古のケージを使い続けても、トイレを覚えてくれたのは約20匹に1匹程度でした。実際確率的にはもっと低いのでしょう。
よって、もしお家にいる仔がトイレを覚えている子であれば、盛大に褒めてあげてください。笑
以上、余談でした。
お読みいただきありがとうございました。
この記事が参考になれば幸いです。
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