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【研究】犬は人間の言葉を理解している

Stanley Coren氏は犬の研究をしており、数多くの文献や書籍を出版しています。その中でも有名なThe Intelligence of Dogsでは犬がどれほど賢明な生き物なのかという事が書かれています(Wikipediaにも取り上げられていますので参考にどうぞ。)

Stanley氏によると、犬の知能は平均して人間の子供の2歳から2.5歳ほどの認識力があるといいます。(平均なのでそれ以上の子もいればそれ以下の子もいて千差万別ということでしょうが、そこは端折りましょう。)

そして人間の言葉でいえば、平均的に165の単語は覚えていられるという事がわかっています。そして上位20%の高い知能を持つ犬達に関しては平均して250の単語は覚えているといいます。

筆者の経験談ですが、先住犬にパピヨンを飼っています。パピヨンの子に関しては、普通の会話で「あっちみて」「こっちみて」という言葉もしっかり聞き分けて、「あっちみて」というとその方向を見てくれます。

しかしながら、他のポメラニアンの2匹に関しては、「あっち」も「こっち」もシニア犬になってもなかなか身に付かず、犬種がそもそも違うので、それも愛嬌だと納得した覚えがあります。

ここで、個人的にわかってはいましたが経験を通して認識したことは、犬種の違いから言語の認識力のベースがほぼ決まっているということです。これはStanley氏も犬種によって順位付けしているので本当のようです。

 

また、5の数字までの計算であれば簡単な算数はできるといわれており、また間違いや正解なども認識できるといいます。

普段から数字を使ったコミュニケーションをしていないと、「イチ、ニ、サン、シ、ゴ」という言葉すらも認識できないと思うので、普段から使用する必要があるかと思います。

一度覚えてしまえば5までは認識したり、算数したりできるようです。

上記は少なくとも平均的な統計なので、犬種や育てられている環境によって知能は上下します。あくまで参考として知っておくと、ワンちゃん達との生活もより豊かに過ごしていけるのではないかと思います。